つながり

「つながり」の深さ

 これが僕が12年野球をしてきて学んだ、チームを強くしたり、良い結果を出すために必要なものです。色々な意見があると思いますが、僕は現段階ではこの答えにたどり着きました。2年生の西脇悠河です。

僕は小学校2年生から野球を始めて、今も体育会硬式野球部に所属しています。その中で、高校時代のチームや、野球をする環境で今の自分の野球感が出来上がりました。

僕が通っていた高校は、県内ではいわゆる進学校と言われる公立高校で、スポーツクラスなどもなくみんな勉強で受験してくる学校です。当然、野球部も他の強豪校と比べると技術的に確実に劣っていました。でも、学年の壁を越えたチームワークや、指導者との関係だけでなく、他部や一般の生徒、また、先生方とも仲が良く、とても愛されるチームでした。こういった、他の高校の野球部よりも人とのつながりが深く、学校全体が1つのチームとして戦うことができていたと思います。その結果、46年ぶりに秋の和歌山県大会を優勝することができました。

この経験から、何事においても結果を出すためには、良い集団を作ること、またその輪を広げていくことが大切なんだと感じました。


つながりで良い集団を作りたい

そして、それをするために僕は体育会学生本部に入りました。

本部は、その輪を広げていく役割ができると思います。様々な行事で各部を形式上だけでなく、本当に強いつながりで結ばれるように力を尽くしたいと私は考えています。

その結果、各部が他の部を自分の部のように応援したり、互いに情報を共有することができる関係になれば、関学体育会が全体的にレベルアップできるのではないかと考えています。

また、関学には「総合関関戦」という全国的にも珍しい行事があります。これは、各部活が関西大学と試合をして、最終的に勝利数が多い方の大学が勝ちです。僕は体育会学生本部に入るまでは、

「総合関関戦」という名前の関大との試合

という意識でしか捉えていませんでした。しかし、本部に入ってから、総合関関戦の魅力やスケールの大きさに気づき、各部が「関学を代表して試合をしている」という意識をもっと強く持って、試合の勝敗だけでなく、関関戦の勝敗も意識すればもっと楽しく、熱い行事になると思いました。

来年の総合関関戦の実行委員長を僕が務めることになりました。一昨年まで関学は9連覇を果たしていましたが、去年は敗北、今年は引き分けに終わったので、来年はすべての部の深い「つながり」を築き、もう一度強い関学を取り戻しましょう!

硬い文章になってしまいましたが、これから体育会学生本部員としてがんばって行くのでよろしくお願いします!!

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