体育会学生本部編集部の編集長を務めている玉越裕基です。
編集長になってから早くも半年が過ぎました。下半期を迎えるにあたり、「関学体育会の活性化」を目的に掲げる編集部は今後どうなるべきなのか。何が編集部としてのゴールなのか。半年間を振り返る中で、今思うことをこのブログに書かせていただきます。
流し読みで構いませんので、ご一読ください。
まず、私が編集長になるときに第一に考えていたのは、部員全員がこの部活に入って良かったと思える組織にすることでした。
目的・目標を学年で考え、編集部の1年間の方針を確立させて3月に新体制スタート。
私の楽観的な性格柄、これで部はうまく回るだろうと思っていました。
しかし、実際にシーズンに入ると、組織について考えるミーティングは減り、取材、発行物作成に追われる毎日。
私自身も編集部の組織に目を向ける余裕はありませんでした。
やがて、部室にいる部員の顔は暗くなり、会話も少なくなりました。
活動自体にやりがいを感じられなくなる人も出てきました。
私がはじめに描いた理想とのギャップは想像以上に大きく、編集部はどん底に落ちました。
私の考えが前を向いたのは、すでに引退された先輩お二人と食事に行かせていただいた時でした。
ある程度部員の忙しさを軽減させたことをお伝えすると、「それだけでは、蓋をしているだけで何の解決にもなっていないな」と言われました。
最初はどういうことか分かりませんでしたが、この言葉は今後の編集部を考えるきっかけとなりました。
では、本当に大切なものとは何だったのか。
その答えは、部員一人一人の思いです。
今思えば当たり前のことです。
部員の思いが行動となり、それが組織としての存在価値につながる。
思いが欠けている組織などあり得ない。
ただ、私はこんな初歩的なことまでも分からなくなっていました。
編集部が衰退しないように、形を変えることばかりに目が行っていました。
原点に立ち返って「楽しさ」をみんなが持てたとき、本当の意味で編集部が一つになれるのだと思ったのです。
気持ちは伝染します。
編集長である私が楽しく活動していれば、それが編集部員に伝染する。
編集部員が楽しく活動していれば、それが取材、発行物を通して体育会全体に伝染する。
逆に私が下を向いて活動したら、それは「関学体育会の活性化」の真逆を走ってしまいます。
システムを変えていくことはもちろん大切なことですが、まずは私自身が楽しんで広報しようと思いました。
引退まで残り半年。ここからが本当のスタートです。
残りの半年は形にこだわることなく、とにかく部員が楽しんで活動できるよう、まずは私が楽しみます!
この考え自体に私の楽観的な性格が出てしまっているのかもしれませんが(笑い)、絶対に後悔のないように日々楽しもうと思います。
そして必ず2月、部員全員が編集部に入って良かった、1年やり切ったと言えるようにやっていきます。
最後になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
部員全員で関学体育会を盛り上げていきますので、今後とも編集部をよろしくお願いします。
体育会学生本部編集部 編集長 玉越裕基